清友監査法人 SEIYU AUDIT CORP.

COLUMNコラム

繁忙期イメージの変化

清友監査法人の米村です。

3月決算業務も収束に向かいつつあり、新型コロナウイルス感染拡大の影響がある中、今年度も大きな問題もなく無事繁忙期を乗り越えられたことに安堵しております。

私は監査法人で働き始めてから今年で9年目を迎えるのですが、過去を振り返ると、私が受験生の頃に思い描いていた会計士像と実際働いてみて感じた会計士像に多少のギャップがあったことが思い出されます。

その一つが「繁忙期」についてであり、ちょうど4~5月の繁忙期を終えたところでもあるので、今回は「繁忙期イメージの変化」について紹介したいと思います(あくまで私の主観であり、担当するクライアントや所属する監査チームにより異なるため、参考程度にご覧いただければ幸いです)。

私が受験生の頃は身近に会計士の知り合いがおらず、あまり情報を入手できていなかったため、繁忙期について以下のようなイメージを抱いており、働き始める際に無事に乗り切れるかすごく不安でした。

しかし、実際働いてみると繁忙期の状況は以下のとおりでした。 

繁忙期の業務量は期中往査時に比べ増加しますが、上記1のように、業務の進め方は監査チームの主査の承認を得れば個人の裁量に委ねられているため、進め方を工夫することにより各クライアントの業務のピークをある程度コントロールできます。

また、上記2のように、繁忙期であっても休日はある程度確保されており、ペース配分を意識すれば体調を崩すことなく繁忙期を乗り切れます。更に、期中往査の際に、期末監査時に論点となる事項について事前にクライアントと協議して解決しておけば、繁忙期に対応すべき事項を減らすことが可能です。

このように繁忙期は業務のやり方次第である程度管理可能である為、過度に繁忙期を恐れる必要はないと思いました。

最後に、私の1年間の監査スケジュールで業務の繁忙度(あくまで私の主観)を、10がMaxとして棒グラフで表現し、繁忙期の忙しさが他の時期と比べてどの程度かを比較してみました。

当法人では3月決算法人以外のクライアントも複数存在しているため、グラフで黄色く表しているように繁忙期も複数ありますが、期中往査の際に期末監査の手続を並行して実施することで、業務の平準化を図っています。このおかげで、繁忙期は他の時期に比べれば繁忙度は少し高めではあるものの、顕著な差はないように私は感じております。

年度監査と期中往査を区別することなく、どちらも年度監査の一環であることを意識し、日々の監査手続を実施していくことが繁忙期の成否を大きく左右すると、私は常に意識して業務に取り組んでいます。