清友監査法人 SEIYU AUDIT CORP.

COLUMNコラム

一人前の社会人

清友監査法人の中尾です。

清友監査法人に入社して丸3年が経ちました。入社して3年が経つと、多くの場合、新人ではなく一人前の社会人として見られると思います。
私は監査法人に勤めるのは初めてですが、前職での社会人経験もありますので、その経験も踏まえて一人前の社会人に求められるものとは何かを考えてみます。一般的に入社後3年で求められる能力としては、以下が挙げられるのではないでしょうか。

・主体性
・責任感
・後輩の育成

・主体性
新人の間は上司や先輩から「指示されたことを遂行する力」が求められます。入社3年となると2年間の業務サイクルを経験しているため、次に何をすればいいかが分かってきます。そのため以前と同じように指示されたことだけをするのではなく、上司や先輩から言われる前に必要な業務に取り掛かる、いま何をすればいいのかを主体的に考え、行動に移していくことなどが求められます。

・責任感
責任感は入社1年目からでも持っている人は多いと思います。入社してからの責任感は上司や先輩から言われたことをそのままミスなくやる意識が大きいと思います。また、ミスや間違った判断をしてしまった場合であっても、会社内であればお叱りを受けるだけですみます。
しかし、経験を積み直接クライアントとやり取りをするようになってきますと、同じようなミスや間違いをクライアント先でしてしまったら、最悪の場合、クライアントからの信用失墜につながったり、株主・債権者に不測の損害を与えてしまう可能性もあり得ます。そのため仕事に対する責任感の重みが変わってきます。

・後輩の育成
3年目になると上司や先輩からの指導下から離れてくることになり、後輩の育成も求められてきます。
上司や先輩から教えてもらったことを後輩に教えるのはもちろんですが、自分が学んだ失敗なども伝えながら、より良く後輩を育成していく指導力が求められます。

上記のことを記載しながら私自身できている部分もあればできていない部分もあるなと感じました。一人前の社会人になるのはなかなか難しいですが、これからの日々の業務に邁進していきたいと思います。